TortoiseSVNでsvn+sshをputtyで接続する方法については、Web上に沢山エントリが挙がっているしTortoiseSVN付属のヘルプファイルでも丁寧に書かれている。
ただし、一点注意する点がある。
"svn+ssh://svnuser@SvnConnection/repos" や "svn+ssh://SvnConnection/repos" というリポジトリ指定では、"SvnConnection" というのが予めputtyで保存しておいたセッション名となる。
TortoiseSVN付属のTortoisePlink.exeからもputtyで保存しておいたセッション名を使えるため、接続に使うplink.exeはputty由来のものでも、TortoisePlink.exeでも基本的にはどちらでも良い。
ところが例外が存在する。
「Putty ごった煮版」を使ってINIファイルに設定を保存している場合である。
純正のputtyはINIファイルへの保存機能がない。TortoisePlinkは純正puttyから派生している為、当然Puttyごった煮版が保存したINIファイルは見ない。
従って、Puttyごった煮版でINIファイルに保存したセッション名を使う場合は、TortoisePlink.exeではなく、ごった煮版のplink.exeを使う必要がある。
「しかしplink.exeを使うと、通信がある度にコマンドプロンプトがちらちら表示されて煩わしい」という場合は、ごった煮版に"plinkw.exe"が付いてきているのでこちらを使うと良い。コマンドプロンプトでの入出力機能が削られており、TortoiseSVNから使う限りでは、実質上TortoisePlinkを使っているのと変わらない。
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