home ホーム search 検索 -  login ログイン  | help ヘルプ

find 検索

1 - 10 / 1300    1  2  3  4  5  6  7  8  9  10   [>]  [>|][>|]
タイトル/名前 更新者 更新日
日記/2018/05/07/最近の仏教思索(2) msakamoto-sf 2018-05-09 01:10:54
日記/2018/05/05/奈良旅行の感想 msakamoto-sf 2018-05-05 20:26:05
日記/2018/03/24/最近の仏教思索 msakamoto-sf 2018-03-25 00:18:36
Java/セキュリティ機能の公式ガイドメモ msakamoto-sf 2018-01-28 20:50:17
技術/Security/Nmap msakamoto-sf 2018-01-28 13:58:24
日記/2018/01/21/Fateのアニメの感想(stay night, UVW)(ネタバレあり) msakamoto-sf 2018-01-21 22:20:34
技術/RCS/Git/Eclipse, EGit msakamoto-sf 2018-01-04 11:13:40
技術/RCS/Git msakamoto-sf 2018-01-04 11:05:24
日記/2018/01/02/警察や弁護士への相談を嫌がる人と組織について msakamoto-sf 2018-01-02 17:36:42
読書メモ/年金・厚生年金基金・確定拠出年金関連(2017-12版) msakamoto-sf 2017-12-31 21:57:48
ソート項目 / ソート順     1ページ 件ずつ表示

日記/2018/05/07/最近の仏教思索(2)  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-05-09 01:10:40
カテゴリ:
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-05-09 01:10:54
md5:fc1fe36e0f48b4d7393d5ae3b38c1d9f
sha1:e110ed5ff3351192cfc9b35e9122c04aa705e62c

日記/2018/05/05/奈良旅行の感想  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-05-05 20:25:45
カテゴリ:

2018-04-30 から 2018-05-04 まで、4泊5日で奈良エリアの遺跡・寺社仏閣を回ってきた。
主な目的:

  • 聖地巡礼 :「火の鳥」ヤマト編/鳳凰編、「三つ目がとおる」(酒船石遺跡)、諸星大二郎「暗黒神話」(亀石など)、山岸凉子「日出処の天子」(飛鳥・斑鳩エリア)
  • 仏教伝来~奈良仏教が興った場所を実際に行ってみて、仏像や寺などの物見遊山。

結果として、奈良旅行におけるメジャーどころをほとんど巡ることができた。
行ってないのは、石上神社~三輪神社の山の辺の道エリアだが、三輪神社については学生時代に行ってるのと、今回は仏教の「起点」を見に行くという目的なので外した。
(じつは大学3年か4年に、古事記や同様に三つ目がとおる・暗黒神話系をテーマに奈良、特に飛鳥エリア・三輪山エリアは回っている。今回は仏教の起点テーマなのと、折角なので飛鳥エリアをもう一度回って、写真撮ってみたい、という目的)

5日間、延々と歩き回って寺を回って、しばらくお寺参りは行きたくない位に回り尽くした。

(全て表示する)
プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-05-05 20:26:05
md5:4a66cd27bc8bec76721be3117ba0bd7d
sha1:a1dd4fee658f261327584ef3bf6799928ee32c48

日記/2018/03/24/最近の仏教思索  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-03-24 22:36:31
カテゴリ:

仏教についての最近の思索。

第一の小歓喜:2017年末~2018年始(よく覚えてない。多分年末年始前後1-2ヶ月のどこか)。風呂の中でぼやーっと仏教について考えていたら、2500年前のゴータマ・シッダールタの言葉が未だに人間心理を整えるツールとして使えるということについて突然の激しい感動を覚え、風呂の中で涙が止まらなくなった。釈迦への感謝が止まらなくなった。

第二の小歓喜:2018年3月。風呂の中でぼやーっと仏教について考えていたら、「観想」について、五感と同様の位置づけで自分の心の動きを見つめる、それにより何が苦しみ(渇愛)を生み出しているのか原因を見出し、苦から離れるための実践技法であることが突然、腹落ちして、風呂の中で涙が止まらなくなった。これを理論立てて2500年の年月に耐えうる教義の基礎を気づいた釈迦への感謝が止まらなくなった。

第一と第二の間か、もしかしたら第一のときかもしれないが、そこで仏教が説くところの苦しみ、特に心の苦しみについて、多分、分かった。というのも冬の疲れが溜まっていたのか大分精神状態が悪く、とにかく疲れていたのだが、その時、自分の思考とはまるで関係なく、心の中で渦を巻くようなドロドロした思念が暴走していることを感じた。
それを感じたのは別にその時が初めてではなく、これまでの人生で多かれ少なかれ時々感じていたのだが、この暴走状態にあると結局何をしても気が晴れない。少し高い金出して外食しても駄目。マンガ読んでもアニメ見ても駄目。他の遊びは知らんが、旅行しても完全には回復しない。

今まではこれは季節の憂鬱、あるいは仕事におけるキャリア云々ストレス云々のメンタルヘルス云々だと思っていた。

しかし今回、突然、これが仏教における「苦しみ」「渇愛」だと認識した。というか、まさしく「渇愛」という表現がピッタリ当てはまる。愛というか、とにかく恐ろしい飢え、渇き、それを満たそうとする獰猛な外への暴走。どう収めればよいのかも分からない、年に数度苛まれる憂鬱さ。やけ食いに駆り立て、体重が増える一因となってきた精神状態。

なかなか言語化できなかったが、一言にまとめると「苦しいから、助けてくれ」。どう助けてほしいのかも分からない。煩悩というけれど、この精神状態を「苦」だと認識してようやく、心の中で燃え上がっている炎として苦しみを感じるようになった。

といっても、毎日毎日そのような精神状態にあるわけではない。仕事などのストレス、あるいは疲れが高じるとそのような状態に時々なる。まぁ、ようするにやっぱり苦しいのだろう。

もちろん「苦しみ」だと観じたことで、それが消えるわけでは無い。ただ、一つ理解が進んだことは確かだと思う。

第二の後、風呂に入ってる間に少し瞑想をしてみた。良いアイデアは風呂に入っててぼーっとしてると湧くことが多いのだが、風呂に入ってると体がリラックスして、音も基本的には静かで、視覚も風呂場の壁とかタイルを眺めてることになり、基本的に刺激が少ない状態である。そのため五感からの刺激を抑え、その分思考に頭を使えるのが良いのだろう。

それで気づいたのだが、例えば「だんご3兄弟」の歌や最近見たアニメのOP/EDが頭の中でエンドレスに再生される現象について、これは耳の刺激を心が勝手に再生しようとしているらしい、ということ。ほっといても脳内でエンドレスにリピートされる。止めようと思っても止められない、止めづらい。

他にも他人との会話を良く脳内妄想するのだが、それも一度始まると中々止まらない。

で、こうした脳内で勝手に走る記憶の再生、あるいは妄想は、没入感が高まると他の感覚に気づかなくなる。分かりやすい例で言えば、風呂に入ってて一番刺激が強いのが換気扇の音なのだが、それが気にならなくなる。刺激として意識していない状態になる。再生や妄想の没入が突如終わった瞬間に、「あ、換気扇の音に気づいた。そうか、今までは脳内の再生や妄想に夢中で、気づかなかったんだな」と分かる。

だがこうした記憶の再生、あるいは妄想への没入も、全体としては「苦しみ」の一部になる。何らかの刺激をきっかけとして、勝手に昔の記憶が蘇り、思い出したくもない情景、音、その時の精神状態が再現され、後悔や慚愧の念が襲いかかってくる。

これをどうにかできるのか?例えばボリュームを絞るようにして最終的に音量ゼロにできないのか?というのを1-2日ほど風呂に入りながら試してみたが、まだできない。

できないのだが、できないなりに感じたことは、どうも心が、五感の刺激やそこからの自動記憶再生・自動妄想没入に『しがみついてる』ようだ、ということ。どうしても何かしらの五感や自動で湧き上がる記憶の再生・妄想への没入を止めることができない、というか、どうも心がそれを手放すのをひどく恐れていて、それが故に、アレコレ気にするのを止めることができないでいる。

自分の場合、心の中にこのような言語化された思考を行いつつも、勝手に脳内再生が始まったり突然黒歴史を思い出して呻きたくなったりするような、「勝手に何か走る」部分が併存している、と感じている。時として、勝手に始まる妄想に言語化された思考が引きずられることもあり、まさに「ふと我に返ると」、いやいやねーわそんなの、と冷静になれば否定するような思考に没入していたりする。

もしかしたら生物として不安を常に抱えていないと生き残れない、生存本能がそうさせているのかもしれない。五感をシャットダウンし、五感刺激に基づく認識の誘起すら抑制してしまったら、野生においてはとてもではないが生きていけない。常に周囲に気を配り、誘起する認識を直感として状況判断に活用することが生物としては必要だったのだろう。

ただ、それが度を過ぎると心が際限なくそれを求めてしまう。不安はあればあるほど良い。しかし、大きすぎる不安は心にとってはアレコレ悩むもとになるので良くない。また、そもそも不安に溺れた精神状態は健全とは言えないだろう。

心が求める不安とは、暗闇の中周囲を照らすための松明のようなものなのかもしれない。明かりがあるに越したことはないが、強すぎる炎は目に悪いし、そもそも持ってる手も熱くて火傷してしまうかもしれない。

心が暴走するようなひどい状況は、心が不安を際限なく燃え上がらせ、しかも自ら燃え上がらせた炎で火傷してしまっているような状態なのかもしれない。

ここまで認識が進めば、大分前進したように思える。苦しみは何かを知った。心の中で苦しみが渦を巻き、あるいは心がそれにしがみつくのを観じた。

この先はどうしようか。

心がしがみつく炎を消すことはできるのか。消したら、暗闇になるのではないか。そこに何が残るのか。あるいは、そもそもこの炎で照らして浮かび上がったものは、正しいのか?物理の世界ですら、木を燃やした炎で照らされるのはせいぜい可視光の領域で、赤外線・紫外線の領域を人間が視覚として捉えることはできない。であれば、もしや「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ではないが、せっかく火傷してまで我慢して燃やした炎で照らし出されたシロモノは、もしかして大きな見間違いを犯しているのではないか?

心にとって、現実は、不安という炎で照らし出さないと何も見えないほどの暗闇なのか?

そもそも仏教を学び、瞑想のマネごとでここまで認識を進め、さらにその先を学ぼうとする動機は何になるのか。

結局の所精神分析は技術ではある。技術を学んだからと言って不老不死になるわけでもなし、宝くじが当たるでもなし。そもそもお釈迦様だってキノコの料理で食あたりしたかなにかで、お腹壊して苦しみの中で死んだので、安寧な死を得られるわけでもなし。お釈迦様がその意識を保ったまま転生した、という話も聞かない。(チベット仏教の世界観で生まれ変わりで意識を引き継ぐ事例はあるらしいが)

仏教をちゃんと学ぼう、と思ったきっかけは、ひろさちや氏の著作を読み、自分がどれだけ他の人を呪っていたか、それがどれだけ自縄自縛の罠にハマっていたのか、を気づかせたくれたことにある。

すくなくともWebのエンジニアとして自らを縄で縛り付け、もがき、その苦しみの中で他人を見下し蔑んでいた地獄からは抜け出せたと思う。

他人を呪いたくない、見下したくない、蔑みたくない。そのような狭量な人間になりたくない。そういうのも仏教を学んだ動機ではあった。

しかしながら、それだけで苦しみが無くなるわけではなく、その後も転職や転職先でのアレコレで、精神状態がひどく悪くなったときもあったけど、良いときのほうが多くなってきたとは思う。

それでも婚活をしてみれば自分がまるで人でなしのように思えてくることもあるし、仕事でうまく回らないことがあればストレスを感じてやけ食いしたり感情の暴走が止まらなくなるようなときもある。

総じて、自分自身についての苦しみからまだ逃れられているわけではない。


第一の小歓喜の前後で気づいたことがもう一つあり、初期仏教の世界では平均寿命がまだまだ短かったし、人もあっけなく死ぬ世界だった、ということ。
子供が死ぬ。成長しても、ちょっとした病気で死ぬ。骨折が治らない。大きな怪我も満足に治らない。抗生物質も無いので流行り病であっという間に死ぬ。現代日本と比べれば紀元前のインド世界は、当然盗賊や戦争など、物理的に殺される危険も遥かに高かった。

仏教が生まれる土壌となったウパニシャッド哲学やヒンズーの世界観は輪廻転生がある。そこにヴァルナ制(カースト)が加わり、死んで生まれ、生まれて死んでを繰り返し、そのたびに人間の一生の苦しみや、動物の苦しみを味わうことになる。一応「天人」とよばれる神々の世界もあるが、天人ですら老いがあり、死があるらしい。なので、どのレイヤーの生を得ても、必ず死んでまた生まれ変わり、また死んで、の繰り返しになる。

現代日本と比べれば、人生の「楽しみ」も遥かに少なかったはずだ。

ゴータマ・シッダールタは、そのような世界観の中で、その苦しみから抜け出すことを「涅槃」と呼び、方法を教えた。涅槃に至れば、もはや生まれ変わることはない。苦しみがそこで終わる。業が尽きる。輪廻転生の苦しみから、川を渡り、その苦しみから逃れた「到彼岸」が初期仏教における修行の目的と理解している。

だが涅槃が具体的にどのようなものか、涅槃に至ったら人はどうなるのか、については正直、よくわからない。先にも書いたが、お釈迦様自身がキノコ料理で食あたりして苦しんで亡くなってるので、「なんだ、いくら悟っても結局苦しんで死んじゃうじゃん。」と言われてしまえばそれまである。
また、生まれ変わることが無い以上、本当にそこで終わりで、その後どうなるか誰も観測できない。死んだ後のお釈迦様が、彼岸でその後どうなったのか、観測できないのだ。

現代日本であれば平均寿命は80才という時代。つまり、お釈迦様の時代の人間で言えば少なくとも二人分の人生を生きることになる。

ここで気づいたのだが、現代日本においては小中高という学生時代に、やれいじめだの受験だのクラス内での人間関係だのがあり、大学入って一息ついたら次は就職活動でドタバタし、会社に入ったら仕事や人間関係で苦しみ、恋愛や婚活で苦しみ、結婚で苦しみ、結婚した後の夫婦生活でもコミュニケーションで苦しみ、子供が生まれたら子育てで苦しみ・・・

人生上のステージ全てで苦しみがある。

まさしく、古代インドの二人分の人生を生きようとしているのに、30-40代で転職やら結婚やらの人生の大きなターニングポイントがあるからこれを転生と捉えれば、まさしく次の人生も苦しみに満ち満ちている。

現代の日本人は、古代インド人が本当に生まれて死んでを2回繰り返す苦しみを、一人の一生で意識を保ったまま味わっていることになる。

であれば、ここでこそ、まさに仏教が役に立つのではないか。人生、どのステージに進んでも苦しみが尽きることは無い。それは古代インド人が何回も転生を繰り返しても、生まれて死んでの繰り返しで苦しみを味わい続けるのと同じような絶望ではないか。

ここにおいて、現代日本の生活における「到彼岸」をどう捉えればよいのか。仏教をどう捉え直せばよいのか。時代にあわせた再解釈をどうすればよいのか。

などなどが、最近は気になっている。


外向的な人、内向的な人。これは心がしがみつこうとしている刺激を、外の五感に求めるか、内の心の自動再生・自動妄想に求めるか、の違いではなかろうか。

何を楽しいと感じるかは人それぞれだが、「楽しい」と思うことにしがみつこうとしていることは変わらない。

ただ、受動的な楽しさなのか、能動的な楽しさなのかは、大きく質が違ってくるような気がする。

クライミングに夢中になる。走ることに夢中になる。絵を描くことに夢中になる。モノを作ることに夢中になる。

この「夢中になる」という状態が一つの参考になるような気がする。

子供の集中力はスゴイ、という話がある。あれは、人生を過ごした中で五感で取り入れた記憶が圧倒的に少ないが故に、心の自動再生・自動妄想が大人ほどは暴走しない故に、あとはそれ以外の五感のいくつかをシャットダウンすれば正しく「夢中」になりやすい、だからではないか、とも思う。

プログラミングで一度、本当に外の声が聞こえなくなるほど集中したことがある。もしかしたらあれが「三昧」(サマーディ)だったのかもしれない。

あれが、心の松明を消し去った状態なのだろうか。

あれを、プログラミング以外で再現できないだろうか。


二度の小歓喜、というか圧倒的な仏教への、お釈迦様への感動と感謝の感情の奔流を感じて、「これはもう戻れないな」という感じもある。

アイドルオタクが、推しメンバーのステージに涙を流し、感動するのと同じようなものだろう。

つまり、アイドル沼ならぬ「仏教沼」にハマったのだろう。

今までは「えせ仏教徒」などと自虐感を込めてうそぶいていたが、今後は「仏教オタク」と名乗ることにしようか。


最近仏教について考えてることは、以上です。


プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-03-25 00:18:36
md5:414b4b0d21aa804062386f3103b48332
sha1:31c409f54b608d6d3a457e3cee1e0c6ef32763b6

Java/セキュリティ機能の公式ガイドメモ  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-01-28 20:49:42
カテゴリ: Java 

Javaの「セキュリティ機能」は複数の異なる領域をカバーしている。そのため、ドキュメントの迷子にならないよう、ざっくり整理した。
(2018-01時点のJava8ドキュメントをベースに整理した)

Oracle Java 開発者ガイドからの入り口

Javaのセキュリティ機能の分類

一口に「セキュリティ機能」といっても、暗号化, PKI, SSL/TLS という「いかにも」な機能から、認証機能、アクセス制御、XML署名というニッチな機能もカバーしている。

概要ドキュメントをベースにしつつ、歴史的な経緯や正確性を無視してざっくり3分野に分けた。

1. 暗号技術をベースとした機能群

JCA : Java Cryptography Architecture, 暗号技術の各種アルゴリズム実装を提供する共通基盤アーキテクチャで、以下のような機能を提供している。

  • MessageDigestアルゴリズム
  • デジタル署名アルゴリズム
  • 対称鍵暗号(ブロック/ストリーム暗号)
  • 非対称鍵暗号(公開鍵暗号)
  • パスワードベース暗号化(Password-based Encryption)
  • 楕円鍵暗号(Elliptic Curve Cryptography)
  • 鍵合意アルゴリズム(Diffie-Hellman等で使う)
  • Key Generator
  • メッセージ認証コード(MAC : Message Authentication Code, HMAC : Hashed MAC)
  • 乱数生成器, 擬似乱数生成器(PRNG : Pseudo Random Number Generator)

JCAをベースとしたセキュリティ機能としては、PKI, 通信経路のセキュリティ, XML署名を提供している。

公式ガイド:

PKI : 公開鍵インフラストラクチャ

暗号技術のうち、公開鍵暗号とデジタル署名をメインとした応用技術。
鍵および証明書ストレージ, PKI用コマンドラインツール(keytool, jarsigner)を提供している。

公式ガイド:

通信経路のセキュリティ

暗号技術を活用した通信経路(プロトコル)のセキュリティを実現する。

公式ガイド:

XML署名

XML署名の生成・検証用APIが提供されている。
公式ガイド:

  • Oracle 公式開発ガイドからは、セキュリティトップから「XMLデジタル署名」,"XML Digital Signature" を参照のこと。

2. アクセス制御

どこからロードされたJavaクラスか、署名データなどを元に、JavaのAPI呼び出しやファイルアクセスなどに対するアクセス制御を実現する。
例としてはJava Appletやプラグインアーキテクチャがある。こうした「信頼できないコード」に対して、 `System.exit()` を始めとした「危険な」(= 信頼できないコードをホストする実行環境から見た場合に、実行・アクセスしてほしくないリソース・機能へのアクセス) API呼び出しを制限するような場合に活用する。
"SecurityManager", "Permission"という単語が出てくると大体この分野の話。

公式ガイド:

  • Oracle 公式開発ガイドからは、セキュリティトップから「ポリシー」(Policy)関連のトピックを参照のこと。

3. 認証機能(JAAS : Java Authentication and Authorization Service)

Kerberos, スマートカード, LDPA/NIS, PKCS11 などによるユーザの認証(Authentication)・承認(Authorization)フレームワークを提供する。
アクセス制御の中で、アプリケーションが認証したユーザに基づくアクセス制御(承認)を実現したい場合に活用する(らしい)。

公式ガイド:

  • Oracle 公式開発ガイドからは、セキュリティトップから「Java Authentication and Authorization Service (JAAS)」関連のトピックを参照のこと。

Provider方式とプロバイダ名のメモ

感想

以下は筆者の感想。

  • Webアプリケーションのサーバサイド開発でJavaを用いる場合は、主にJCA, SSL/TLS, PKI関連技術が用いられることになるだろう。
    • とはいっても、HTTPSの設定はApache/nginxなどリバースプロキシか、やってもTomcatなどのアプリケーションサーバ側の設定でカバーする場合が多くなり、これらの詳細な知識が求められる場面は少なくなってきたかもしれない。
    • 非常に古いJavaや、非常に古いシステムと通信する際に、手動でカスタマイズが必要となったりする。
    • SOAPなどXML通信を扱う場合はXML署名を使うこともありそう。
  • 今では滅多にJava Appletで開発することが無くなった。アクセス制御や認証機能などは今はどんな領域で使われているのだろうか?
    • JenkinsやCMSのように、不特定多数の人間が信頼できないプラグインをロードしたり、JavaScriptのJava実装(Nashorn)やGroovyなどの動的JVMスクリプト言語を動かす場合のSandbox環境の構築で使われているのは確か。
    • ユーザが任意のコードを動かすデスクトップアプリケーションにおいては、Javaのアクセス制御機能で何を守るのかから考える必要がありそう。


プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-01-28 20:50:17
md5:95479cc0be9fe60b21dbe9b7a52cb18e
sha1:4a6a6cb457122397d8a07db8a934f5ca36a1b9a4

技術/Security/Nmap  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-01-28 13:57:46
カテゴリ: Nmap セキュリティ 

Nmapの参考URLのメモ。

使い方と公式リファレンス:

スキャンのパフォーマンス、特にUDP関連:

豆知識系:



プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-01-28 13:58:24
md5:ec93885f80e5f79fa87cb8ee0e68890e
sha1:857fc183d9071137d0a35e53a257cd456fa4b4b6

日記/2018/01/21/Fateのアニメの感想(stay night, UVW)(ネタバレあり)  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-01-21 21:26:32
カテゴリ:

先週末に Fate/stay night UBW, 昨日今日の土日で Fate/stay night とシリーズ逆順で一気見したので感想。(ネタバレあり)

(全て表示する)
プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-01-21 22:20:34
md5:862a43df6aeae5d908726cd26f94e22f
sha1:83da5d92fd9095ec683dd06d440f20596d8ab124

技術/RCS/Git/Eclipse, EGit  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-01-04 11:09:22
カテゴリ: Eclipse Git Java 

2017年時点で、EclipseでGitを扱うEGitプラグインの参考URL。

なおEGit自体は Git をJavaで実装したJGitを使って開発されている。JGitもeclipseの下で作られているので、ほぼ一心同体。JavaからGitを扱うアプリケーションを独自に作る時は、JGitを単体でライブラリとして使える(かもしれない)。



プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-01-04 11:13:40
md5:41bed26c318d99d8b1ad77b25123d91e
sha1:876bb1b3cb40639746558395fd46beb5f2685af6

技術/RCS/Git  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2012-04-01 21:40:33
カテゴリ: Git 

2013年になって、ようやくお仕事の都合もあり、Gitを使って見ることにしました。
Redmineとの連携も体験したかったので、ALMiniumをUbuntu上に展開し、そこにリモートリポジトリを作成して練習してみました。
ということで、その時の練習メモです。

本家:

JavaによるGit関連ライブラリ

勉強した時の参考資料:

(全て表示する)
プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 11
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-01-04 11:05:24
md5:9b6e7ef8c2806f4d41f812882ce84d4d
sha1:bffbdf0c2e7b0fb679f17ded04ee3d0b2651c41a

日記/2018/01/02/警察や弁護士への相談を嫌がる人と組織について  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2018-01-02 17:36:24
カテゴリ:

年末に滋賀県草津市で発生した悲しい事件:

ここでちょっと気になったのが、上記ニュースサイトにあった

浜野容疑者らと同席していた客が店員に「自分らで収めるから」などと話したという。

の部分。これは読み方によっては、「警察は呼ぶな」というように読み取れる。

これで連想したのが、2017年11月~12月にかけて騒ぎになった日馬富士の暴行事件。
ネットニュースをちら見してた記憶では、

  1. 警察に届け出た貴乃花親方に対して、
  2. 相撲協会が「なんで警察より先にこちらに報告してくれなかったのか、先に報告してくれてればもっとやりようはあったのに」と読み取れるようなコメントを出し、
  3. 以前から八百長問題や暴行事件で不安視されていた相撲協会に対して「警察介入を嫌がってるから、やっぱり後ろ暗いところがあるんじゃないのか?」と勘ぐりされてしまってる状況。

という認識。

改めてネット上で見回ったところ、日経新聞の以下の記事で暴行事件前後の時系列が淡々とまとめられていた。

以下は日本相撲協会の対応に批判的で、貴乃花親方に同情的な記事。

一方で、相撲ファンという立場から見ると貴乃花親方にもまずかった点はあった、という記事。

  • 暴力はいけないが、貴乃花も子供じみていないか 相撲ファンとしてはいい加減にしてほしい内輪もめ | JBpress(日本ビジネスプレス)

相撲における八百長疑いや暴行事件については全く知らないのでなんとも言えないのだが、結果として、以前からそうした疑いの眼差しで見られていたところに、今回の暴行事件での事後対応がミスった、という印象を受けた。
内部向けに発したコメントが、前後の文脈を知らない外部に見られた場合/または外部の価値観とかけ離れていた場合に炎上してしまうケースの一つのようにも思える。
個人的には、これ、週刊誌やメディアが面白がって視聴率稼ぎにマッチポンプで騒ぎ大きくしてるだけじゃね?的な感じもある。
相撲協会内部でも色々ガバナンスの問題があるのかもしれないが、外部から疑いの眼差しが向けられているところに閉鎖性を感じられる対応やコメントをしたら、週刊誌やメディアの格好の餌食になってしまった、という理解。

もっとも、たとえ後ろ暗いところが無くても、警察介入や弁護士交えた民事・刑事手続きは一般にコストがかかるのでなるべくなら避けたい、という感情は理解できる。
実際、一庶民としてもなにかあるたびに警察呼んだり弁護士や裁判所とやり取りする生活って嫌だし。

しかしいざ、物理的・心理的な暴力を振るわれるとなると、警察頼み・弁護士頼みで戦っていくしか無い。
その例として、最近の学校での「いじめ」対応における、警察・弁護士介入の話題がある。

基本的には警察は民事不介入の原則があるし、子供のいじめともなれば当事者の年齢によって警察側の対応も異なってくる。
しかし全体傾向としては、病院で診察・検査を受けるレベルの暴行を振るわれたり、金銭・物品の実害が出るレベルになれば、学校の外部機関に相談・連携することでそれなりに抑止力を期待できると思われる。

報道をちら見してるだけだと、何やら学校側がなんでもかんでも内輪で無理やり収めようとしているように思えるが、警察含めた外部機関と適切に相談・連携することは文部科学省からも通達されている。

→ 「いじめの防止等のための基本的な方針」(最終改定 平成29年3月14日版) のPDFで「警察」で検索するだけで、以下のようにかなりしつこく、警察と相談・連携することを基本方針に含めている。

  • 6p : 「これらの「いじめ」の中には,犯罪行為として取り扱われるべきと認められ,早期に警察に相談することが重要なものや,児童生徒の生命,身体又は財産に重大な被害が生じるような,直ちに警察に通報することが必要なものが含まれる。これらについては,教育的な配慮や被害者の意向への配慮の上で,早期に警察に相談・通報の上,警察と連携した対応を取ることが必要である。」
  • 9p : 「いじめが犯罪行為として取り扱われるべきものであると認めるときや,児童生徒の生命,身体又は財産に重大な被害が生じるおそれがあるときの警察との適切な連携を促進する。」
  • 12p : 「解決困難な問題への対応を支援するため,弁護士や教員・警察官経験者など,多様な人材を活用できる体制を構築する。」

などなど。

また「24時間子供SOSダイヤル」を用意しており、なるべく検索で見つけやすくするためか、複数のURLで見つけられるようにしている。また、HP中の漢字にはひらがなでルビを振り、小さなお子さんでも読めるような配慮がされている。

実際にそれぞれの学校で現場がどのように対応するのかは千差万別だろうし、いくら警察との連携を文部科学省から言われていても、例えば現場に心理カウンセリングに熟達したスタッフが揃っておらず結果として不幸な結果に終わるケースもあるかもしれない。
しかしこうした物理的・精神的な暴行被害を受けた際の緊急対応方針としては、「まず自分たちの身を守る」というのが最優先であろう。
それはいじめだろうが、夫婦間におけるDVだろうが変わらないと思われる。
そのような状況下では、丸く収めようとする「組織」に、個人として対処する上で警察など外部の司法機関を躊躇なく利活用する必要があると思われる。

最後に、明らかな悪意をもって警察や弁護士を嫌がるケースとしては詐欺事件がある。
これは 日記/2017/12/16/論文紹介:「行動経済学を応用した消費者詐欺被害の予防に関する一考察」 でまとめているが、詐欺の現場ではとにかく被害者に判断を急がせ、家族・警察・弁護士など外部との連絡をさせずにコトを進めようとする。
逆に言えば、少なくとも明らかな詐欺かそうでないかは、「家族/警察/弁護士と相談してから決めさせてください」とこちらから切り出して相手がどう反応するかで振り分けられる。
ここで「いや、相談してる暇など無いんですよ、今すぐ決めてください」と返してくる相手はまず、アウトと判断できる。

まとめ:

  • 警察や弁護士、裁判所と関わらずに平穏に過ごせればそれが一番良い。
  • 平穏が破られた時、適切に警察や弁護士と相談・連携することで、状況に対処できる可能性が高まる。
  • 少なくとも相談してマイナスになることはまず無いので、自分達の心身を守るのを第一に行動する。

プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2018-01-02 17:36:42
md5:25f0def73a0c606ea20e597dc39290f5
sha1:6069b3a674ead08f8de2aac6211e02a17621a9e3

読書メモ/年金・厚生年金基金・確定拠出年金関連(2017-12版)  

所有者: msakamoto-sf    作成日: 2017-12-31 21:49:05
カテゴリ: 読書 

会社の確定拠出年金に入って1年が経ち、そろそろ真面目に取り組もうかと思い、年金とか厚生年金基金とか確定拠出年金の本を数冊読みました。
まだまだ勉強不足感はありますが、なんとなく考えが固まってきたので、読書感想文として整理します。

老後資産と年金の仕組みを学ぶ

読んだ本:

「老後を見据えた最初の一歩 年金・資産形成かんたんQ&A」

→ 年金をメインとして、老後向けの資産形成についての簡単なQA集です。概要をざっくりと幅広く学べるので最初の一冊として良さそうでした。

「教養としての社会保障」

→ Amazonのレビューにある通り、元厚生労働省の官僚として、年金も含めた社会保障の現状とこれからを「鷹の目」で解説している、稀有な一冊です。
最終的な国の政策の評価は置いておいて、少なくとも厚生労働省の中の人が、どんなことを考え、思って、年金や生活保護・医療など様々な無理難題に対処しているのか、著者個人の思いや熱意が伝わってきます。

年金の仕組みなんですが、実は自分、しばらく前までは自分が払ったのが預金口座みたいなところに積立されて、それを65歳になったら受け取れるものだと思ってました・・・。
しかし、最近になって年金を学び、その時その時に支払われた年金が、その時の受給者に回っているということを知り、「なーんだ、自分個人専用口座に積み立てられてるんじゃないのか、じゃぁ自分が受け取る時は、その時の現役世代の稼ぎから支払われるわけね、そりゃ少子高齢化が進めば受け取れる額が減るわけだ・・・」と(´・ω・`)ショボーンとなりました。

年金の仕組みの、特に世代間の関係が分かりやすく整理されてるのが、日本年金機構のHPから閲覧できる「知っておきたい年金のはなし」パンフレットです:

中々ことお金の話になると、1円でも多く、損はしたくない、とかなりシビアな感情が誘起するところですが、ではそもそも「年金」とはどういう哲学・思想背景で制度が設立されてブラッシュアップされたのか?
そもそも国や官僚は、国民に対して年金をどう理解してほしいのか、どういうスタンスで付き合って欲しいと考えているのか?
「教養としての社会保障」がオススメなのは、そうした中々表に出てこない、「年金という制度に隠された国や官僚の"思い"」の一端を覗けるのがあるから、かもしれません。
また、そうしたところを少しでも知っておくことで、国の社会保障に対する今後の施策・政策動向に対して個人としての一時の衝動的な感情に終わらせず、ではどうしていけばいいのよ?というこれからを考える余裕が生まれるのではないか、とそんな感じです。

年金の3階建て構造

  • 1階, 国民年金 : 全ての国民が加入する年金
  • 2階, 厚生年金 : 事業所など企業の従業員などが加入する追加の年金
  • 3階, 厚生年金基金, 企業年金(確定給付型:DB, 確定拠出型:DC)

この他に新たに iDeCo が加わり、自営業などでも2階部分をiDeCoで手当することが可能になった。

「厚生年金基金」とは何だったのか?

そもそも「厚生年金基金」とは何か?というのが気になりまして、ニュースなどでなんとなく、厚生年金基金がどんどん縮小していき、これからは自己責任の確定拠出年金という流れくらいしか知りませんでした。
そこで、10年位前の、厚生年金基金の危機が叫ばれている時代の本を2冊ほど読んでみました。

読んだ本:

「誰も知らない厚生年金基金 ―日本版401k誕生秘話!」

「会社の年金が危ない―厚生年金基金・適格退職年金はこうして減らされるそして会社は行き詰まる」

2冊しか読んでいないので理解不足・誤解もあると思うが、現時点での「厚生年金基金」に関する理解:

  • それぞれの会社ごとに個別に運用する年金の仕組み。
  • 厚生年金の一部を代行したり、厚生年金に上乗せする加算部分を運用している。
  • 元をたどれば、平均寿命が60歳とか70歳だったころ、60歳で定年退職して長く務めてくれた従業員に対する「功労金」「報奨金」「退職金」の積立運用。
  • そこに、国の方から厚生年金の仕組みの代行をすると企業にとってメリットがあり、年金化することで受け取る従業員側の利率メリットもあるということで年金形態になった、と理解してます。
    • 超大企業であれば専門家を雇って一社・あるいはグループ会社で回せることができるが、中小企業では難しいため、同業の企業でまとまって基金を運用したりしていた。
  • ただ、読んでみた感じ、そもそも投資や金融の素人である一般企業が年金という、数十年先に支払うことになる「人様のお金」を運用するのはそもそも無理だったんじゃね?という感想。
  • ではなぜそもそも無理だったのが成立していたのか、というと、第二次大戦後の復興におけるベビーブーム、人口ボーナスにより高度経済成長が発生し、金融の素人でもホッておけば将来の支払いに必要な予定利率を達成できていたから。
  • しかしバブルが弾けてデフレ不況に突入し、証券会社すら破綻する(山一證券破綻)時代になり、このスキームが破綻し、予定していた利率で運用できず(=お金を増やせない)、積立不足に陥る基金が続出した。

一言で言えば、「日本限定の高度経済成長という局面でしか通用しなかった皮算用」。
とはいえ、老後資産については国と会社がしっかりやってくれると信じて30年・40年と長年会社に尽くし、真面目に働いてきた従業員にとっては、信じていた会社に突然裏切られ、寒空の下放り出されたも同然で、その驚き・不安・落胆・失望・怒りは相当なものがあると思う。

そして時代は変わり、今や一社でずっと新卒から定年まで働くことは無くなり転職が当たり前、そもそも正社員雇用すら難しい時代になった。
一方で金利は下がり、もはや銀行の定期預金では満足な利息は付かない時代となり、政治経済は流動的で、どこにも安定してお金が回る保証が無くなった。

つまるところ、世界情勢の中で、数十年後に支払う年金を企業の自助努力で準備して運用するのがもはや不可能な時代に突入した・・・これが、自分の厚生年金基金に対する理解。

個人的には、「無理なものは無理」なので、老後資産の積立は自己責任で実施、ただし国や企業がそれを節税対策などを通じて支援する、という今の方向性が時代の要請なのかなぁ、と思いました。
また、IT企業にいると転職は当たり前なので、会社ごとに運用が分かれてて転職するほど管理が大変になる厚生年金基金よりは、積み立てた資産のポータビリティが確保されている確定拠出年金の方がフィットしてると感じました。

企業が無理なもの、個々人が素人状態で回すのなんか余計無理じゃん・・・とも思うのですが、実際の確定拠出年金では、お金を預けて投資のプロが増やす投資信託系が多いため、個々人が株価とにらめっこしてデイトレーディングする必要は無いようです。また、とにかくリスクを取りたくない人向けに元本確保型の運用商品も用意されてるので、そっちを選べばまぁ、マイナスになることは無いようです。

どちらにせよ、自分自身が現時点で所属している企業では厚生年金基金は運用しておらず、確定拠出年金に参加している状態ですので、選択肢は無い状況です。
とはいえそもそもなぜ確定拠出年金が導入されたのか?その前の厚生年金基金とはなんだったのか?なぜ厚生年金基金がこれほどshrinkしてしまったのか?というバックグラウンドを知らないと、「今、確定拠出年金」という流れに自信をもって飛び込めない、という不安があったので、少し前の書籍を掘り起こして読んでみた次第です。

確定拠出年金との付き合い方

結局、確定拠出年金をやることになって1年ほど積み立ててみたものの、元本確保型しか使っておらず、せめて手数料分だけでも増やしてプラマイゼロにできれば・・・でもどうすりゃえーねん、となって読んだ本:

「脱老後難民 「英国流」資産形成アイデアに学ぶ」

「確定拠出年金の教科書」

「確定拠出年金の教科書」の方がシンプルで分かりやすく、実際にどんな運用商品を選べばよいのか具体的に書かれていました。
一般に確定拠出年金を運用する際の参考としてはこちらの書籍が取っ掛かりになると思います。

一方の「脱老後難民 「英国流」資産形成アイデアに学ぶ」は、イギリスにおけるDC(確定拠出年金)の運用状況について非常に詳しく書かれており、それと対比することで日本での今後を考える、という内容になっています。
そのため確定拠出年金の仕組みそれ自体に関わるような当事者にとっては面白いかもしれませんが、日本でとりあえず運用したい人向けには内容と分量共にちょっとヘビーかな、と思いました。

「脱老後難民 「英国流」資産形成アイデアに学ぶ」と「確定拠出年金の教科書」とで、オススメの運用方針について若干の差異があります。
本のネタばらしになるので控えますが、これについては著者のお互いのバックグラウンドやスタンスの差かなぁ、と感じました。
数十年に渡り運用していくお金ですので、どういう戦略で取り組むか、個々人がそれぞれ勉強して、決めてくしか無いかな、と思います。
またそれこそが、国や企業が「も~無理!」とお手上げした厚生年金基金に代わる、確定拠出年金の哲学なのかもしれません。
(国や企業ですらお手上げしたのを、素人がどうやって運用すんねん・・・という話ではありますが、そこは投資信託を活用していく、というのが日本やイギリスの主流のようです。)


プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2017-12-31 21:57:48
md5:47ee74b90d3e6b58b5957b750ca3116d
sha1:79abe4b203dd118afaaff344a79e45cdf6566ae3