CUnitの本家はSourceForgeの方だが、2006年3月の2.1.0でリリースが止まっている。
本家の方で対応してくれない追加要望に対し、独自対応するためのコピープロジェクトが Google Code の方のCUnitになる。まずはcruisecontrolに対応する為のjunitライクなXML出力に対応している。
というわけで、GoogleCode版のCUnitをVC++2008 Express Editionでコンパイルしてみた。
といっても特にメモしておくような注意点は無い。
今回使用したのはc-unit-1.1.1で、tar.gzを展開したフォルダの中に"vc8"というフォルダがある。この中にVC++2005用のソリューション・プロジェクトファイルが入っている。まだVC++2008 = vc9用のファイルは用意されていないが、VC++2008による自動変換で問題なく利用出来る。
"CUnit.sln" をVC++2008で開けば自動的に変換される。あとはソリューションをビルドすればよい。
注意点らしき注意点と言えば、"BasicTest"プロジェクトが最初ビルドに失敗する。ただし、一旦"libcunit"をビルドした後、再度ビルドすれば成功する。
ドキュメントは Google Code のWikiを見てもよいし、ソリューション中の"BasicTest"や"AutomatedTest"プロジェクトなどがそのままサンプルコードになっているのでそれをコピペしても良し。Web上で検索すれば解説記事も豊富に見つかるので、CUnitの使い方自体で困ることはない。
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