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技術/歴史/FAQ/キーボード・マウスコネクタの"PS/2"について

技術/歴史/FAQ/キーボード・マウスコネクタの"PS/2"について

技術 / 歴史 / FAQ / キーボード・マウスコネクタの"PS / 2"について
id: 638 所有者: msakamoto-sf    作成日: 2010-04-07 13:44:52
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キーボード・マウスで使われている"PS/2"って、IBM Personal System/2 とどういう関係?

PC/AT互換機は1984年にIBMが発売した "PC AT" と互換性のあるマシンを言います。もっとも、現代のPC/AT互換機は互換性を考慮したものの、その後に登場した拡張や標準化を重ねており、当時の"PC AT"の面影は残っていません。

キーボード・マウスで使われているコネクタの "PS/2" というのは、1987年にIBMが発売した "IBM Personal System/2"(以下PS/2) から来ています。PS/2で登場したキーボード・マウスコネクタ、720kb/1.4MBフロッピーディスク、VGAはPC/AT互換機にも取り込まれ、現代でも生き延びています。
それ以前はどうなっていたかというと、グラフィックはEGAと呼ばれる規格で最大640x350ピクセル、マウスはシリアルポート、フロッピーディスクは5.25インチという時代でした。

PS/2で使われたMCAバスは結局PC/AT互換機には取り込まれませんでしたが、キーボード・マウスコネクタ、VGA、フロッピーディスクなどは順調にPC/AT互換機に組み込まれ、やがて登場するDOS/Vパソコンで一気に業界標準として広まりました。

今日使われているPCのお爺さん・お婆さんは"IBM PC 5150"、お父さんとお母さんにあたるのが"IBM PC AT"と"IBM Personal System/2"ですね。

ちなみにmsakamoto-sfは中学時代、EPSONの"PC-286"というラップトップを使ったことがありますが、シリアルポートのマウスを接続していました。ちなみに当時からトラックボールのマウスを自分で選んで購入していましたので、トラックボールマンセーなのは昔からです。

参考:



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更新者: msakamoto-sf
更新日: 2010-04-07 13:47:33
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