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日記/2009/09/12/キーボードについて

日記/2009/09/12/キーボードについて

日記 / 2009 / 09 / 12 / キーボードについて
id: 434 所有者: msakamoto-sf    作成日: 2009-09-12 22:32:43
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新しい現場で用意されたキーボードがどうにも手に馴染まない。キーボードやマウス位であれば自分の好きなものを持ち込んで良かったので、今日、秋葉原のクレバリーまで行ってきてようやく指先が「吸い付く」キーボードを買ってきた。

ダイヤテック Majestouch Tenkeyless Nキーロールオーバー・茶軸・かなあり FKBN91M/JB

現場のキーボードが馴染まなかったのは、「スペース」キーが短くて、丁度"V"と"B"の間くらいに収まっている。自分の場合「スペース」は右手の親指でタイプするため、これだとスペースを押そうとする度に右手親指をやや意識して伸ばさなければならない。それが原因か、今の現場に移って一週間後の週末は右手親指が何だか腱鞘炎にでもなったような感じだった。

今度買ってきたFKBN91Mは、次の写真のとおりスペースキーが右手方向にも伸びているので、問題ない。キータッチについても、パンタグラフに馴染んだ手にも違和感ない。こういった「高級」っぽいキーボード(実際値も張るのだけど)の場合、キーを押した時の機械音も結構大きいと思っていたが、それほどでもない。「カチカチ」という音だと気になってしまうが、「パコパコ」という感じなので自分としては平気。


ELECOMのTK-UP289のキー配列はネ申

自分はPCの経歴がノートPCから始まっている為、どうしてもパンタグラフタイプのキーボードが手に馴染んでしまう。自宅で使っているのは今は製造が終わってしまったELECOMのTK-UP289である。


パンタグラフタイプの、コンパクトキーボードは今でも新しい製品が投入されている。
ところが、キー配列がどうしても気にくわない。

そこで改めて声を大にして言いたい。
TK-UP289 のキー配列はネ申であると。

コンパクトキーボードの場合、制御キーの幾つかを "Fn"キー(大体左下、Ctrlキーの横に配置される)との組み合わせで実現し、それによりキーの数を減らす。
最近見かけるコンパクトキーボードの場合、例えば次のような組み合わせになる。

  • "Fn" + "←" : "End"キー
  • "Fn" + "→" : "Home"キー
  • "Fn" + "↑" : "PageUp"キー
  • "Fn" + "↓" : "PageDown"キー

これだけで実に4つのキーを削る事が出来る。
他にも "Fn" + "Backspace"で"Del"キーにしている場合もある。
さらに "Ctrl"キーを左側だけにして、右側の"Ctrl"キーを省くのも多い(というか最近のコンパクトキーボードは全部このタイプだった・・・)。巻き添えで"Alt"キーまで左だけになるのもある。

ここら辺はまだ可愛いレベルで、ひどいのになるとバックスラッシュ(日本語106だと「ろ」が印字されてるキー)や"["(日本語で「む」印字キー)キーが、右端や最下段の制御キーに混ざって配置される事すらある。

ブラインドタッチでタイピングし続けるプログラマをバカにしてるのか!?

ここで改めて上に掲げたTK-UP289のパッケージ画像を見て欲しい。
コンパクトキーボードであるにもかかわらず、"Home", "PageUp", "PageDown"の3キーがきっちりと配置されており、なおかつ、"Ctrl"と"Alt"キーがちゃんと左右揃っている!それでいて、Backspace/Enter/Spaceキーは十二分な大きさを保っており、しかも文字キー配列は標準に則っている。
TK-UP289で "Fn"キーを組み合わせねばならないのは、僅かに "End", "NumLock", "ScrollLock" 位である。このうちNumLock/ScrollLockはプログラマとしては殆ど使わない。よって "End" キーのみが "Fn"+"Home"という組み合わせを使う特殊扱いになる。

右側の"Ctrl"キーがあり、なおかつPageUp/PageDownが単独で存在する事は Firefox で複数のタブを開いてブラウジングするときも便利である。 右手だけで、右側 "Ctrl" キー + "PageUp"/"PageDown" でタブを切り替える事が出来るからだ。

最近のコンパクトキーボードだと、右側 "Ctrl" キーが無く、さらに "PageUp"/"PageDown"が "Fn"+"↑"/"↓"の組み合わせになる。 すると、タブ切り替えをする時に右手と左手を両方使わなくてはならない! 空いた片手でコーヒーカップを傾けながら・・・とはいかない!

最近のコンパクトキーボードがやたらと "Fn" キーの組み合わせでキー数を減らしたり文字キーの配列をずらしたりするのを見ていると、本当にあきれ果てる。
TK-UP289 は何も最新の製品ではない。5~6年前の製品である。5~6年前で既にこれほど無駄のないキー配列を実現しておきながら、何故今更"Fn"キーの組み合わせを増やそうとしたりするのか!

TK-UP289は、自宅で使っている一枚と、同じのがもう一枚予備であるだけである。従って今使っている一枚が壊れてしまえば、残りは予備一枚だけになってしまう。製造は終了している為入手も難しい。
最後のTK-UP289が壊れるまでに、同じキー配列のパンタグラフタイプコンパクトキーボードが販売される事を願って止まない。

ELECOM様お願いです、TK-UP289の製造を再開して下さい。 今度は10枚ほどまとめ買いしますから!もしELECOMの人見てくれていたらぜひお願いします!

あと、現在コンパクトキーボードを開発している各社におかれましては、ぜひともTK-UP289のキー配列を参考に新製品を投入して下さい。 気に入ったら10枚ほどまとめ買いしますから。


まぁ確かにTK-UP289は制御キーを省かなかったために、個々のキーサイズは小さめになってしまっている。
ある程度制御キーを犠牲にしても、キーサイズの大きさを確保しようとすれば、最近のコンパクトキーボードの形になるのは仕方ないのかも知れない。
でもな~"PageUp"/"PageDown"という、一般的にも日常的に使いそうなキーが "Fn"キーの組み合わせになるのは納得行かないな~・・・あ、マウスのホイール機能を使うのか、普通の人達は・・・。

自分の場合Logicoolのマーブルマウスだから、マウスホイールを使わないんだよな・・・。(というのも、オートスクロールやユニバーサルスクロールをサブボタンに割り当てているから。このスクロールは横方向も普通に対応してくれているので滅茶苦茶便利。何時だったかマイクロソフトが、ホイールを左右に傾けると左右スクロールできますってマウスを宣伝してたけど鼻で笑ったね。)

ちなみに、マーブルマウスの場合は6個ほどまとめ買いしてあるため、製造が停止しても困らない。
・・・というか、マーブルマウスって光学式トラックボールタイプなので可動部分が無い。ということで、ものすごい持ちが良くて壊れないんだよね・・・。自宅で使っているのなんて、7年位前に買った、まだ白い塗装がされてるタイプの奴なんだけど全く問題なく動いてます。(可動部分がないから当然だけど。)


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現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2009-09-12 23:34:00
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