卒業研究で作成したプログラムとその関連パッケージのダウンロードリンクを示す。
以下のプログラミング技術を勉強できた。
卒業「研究」というよりは卒業「制作」。
※2003/11 - 2004/1 にかけてプログラミングしています。2009年現時点では相当古くなっていますので、おそらくそのままではコンパイル出来ないと思います。 ライブラリやxawtvの改造など、順番も重要です。
対応OSはTurbolinux 8 workstation
対応Linuxカーネルは kernel-2.4.22 以上.2.6は未確認.
1. 最初にmovemasterのキャラクタデバイスドライバをコンパイルする。
arv-gsmtd-mm.tgzの中にmovemasterというディレクトリがあり、その中のmm_driver.cをコンパイルします。
$ gcc -c mm_driver.c -Wall -Wstrict-prototypes -O -pipe
RS232C(Serial)サポートを外したカーネルで使ってください(重要)。
2. 次にGSMTD(共有メモリへのアクセスをTCP越しで行うデーモン)をコンパイルします。
arv-gsmtd-mm.tgzの中にgsmtdというディレクトリがあります。Makefileがありますので、makeコマンドでコンパイルします。
3. libgsmtdclient.so をコンパイルします。
gsmtd/libgsmtdclient ディレクトリの中にMakefileがあります。
コンパイル後は、libgsmtdclient.soを適当にLD_LIBRARY_PATHを通したディレクトリにコピーします。
4. arv本体をコンパイル
arv-gsmtd-mm/arv/Makefileを最初に実行し、arv_common.o を作ります。その後、各サブディレクトリのMakeを実行します。
libgsmtdarv.soを適当にLD_LIBRARY_PATHを通したディレクトリにコピーします。
5. xawtvのコンパイル後のソースツリーを入手。
webcam-gsmtd-client.tgzの中のREADME.euc-jpを参照。
6. システムの実行
arv-gsmtd-mm/arv/arv.sh を実行すると、2. 以降を自動で処理してくれます。