Shift_JIS, MS932, Windows-31J の取り扱いについて実験する。
これらは特にサーバーサイドのJavaを扱う上で何かと文字化けの原因として取りざたされている。今回示す例では、日本語の自然文で普通に使用される ~ が簡単に文字化けしてしまっている。
public class EncodingW31 { public static void main(String[] args) { System.out.println("Windows-31J ~・㈱"); } }
上図に示すとおり、見事に文字化けしている。下はclassファイルをUTF-8対応のエディタで文字コード自動認識で開いた図。
上図の通り、文字化けせずに表示できた。なお、エディタで開いてみると先と同じく、自動認識ではSJISと判定されてしまった。
なお、こちらの例では"MS932"としていしてコンパイルしたが、 "Windows-31J"を指定しても同じクラスファイルが生成された。 (MD5チェックサムが同一)
サーバーサイドで入力される文字コードがSJISが想定された場合は、"Shift_JIS"で受け取るのではなく"Windows-31J"あるいは"MS932"として受け取るべきである。