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日記/2007/04/14/sendmail or postfix の aliases における:include:について (v1)

日記/2007/04/14/sendmail or postfix の aliases における:include:について (v1)

日記 / 2007 / 04 / 14 / sendmail or postfix の aliases における:include:について (v1)
id: 274 所有者: msakamoto-sf    作成日: 2007-04-14 14:51:11
カテゴリ: Postfix sendmail サイバー日野 

きっかけはgeno_squidsでsetuidを諦めたことだった。
ところが、fmlは特別な権限設定も無しに、fmlユーザーでMLディレクトリ配下のvar, spool に書けている。なぜ・・・?

違いは、以下のように ":include:" を経由しているか、いないかだった。

・geno_squidsの(今までの)記法

alias: "|/xxx/geno_squids.pl ..."

・fmlの記法

alias: :include:/var/spool/ml/hogeml/include
→/var/spool/ml/hogeml/include の中身:
"|/xxx/fml.pl /var/spool/ml/hogeml"

そう。fmlの場合、:include:を経由しているのだ。
試しに簡単なスクリプトを組んで、上記有無を適当なaliasを設定し試したところ、見事に上記の差異が再現できた。

どうも、:include: 経由だと、続くファイルの所有者・グループでもって、ファイルの中のパイプリダイレクトが動作するらしい。これがため、fmlはfmlのowneruid/gidでもってファイルを操作できていた。

では、:include: なしの、直接パイプリダイレクト(従来のgeno_squids)だとどうしても他のユーザでは動かせないのか?

sendmailの場合は不明だが、postfixの場合、回避策はある。main.cf で default_privs に、動作させたいユーザ名を設定する。

http://www.postfix-jp.info/trans-2.3/conf/main.cf.jp

これにより、以下のように制御できる。

:include:経由→従来通り、includeファイルのowneruid/gidで動作
直接パイプリダイレクト→default_privsで設定したユーザで動作

プレーンテキスト形式でダウンロード
現在のバージョン : 1
更新者: msakamoto-sf
更新日: 2009-04-04 08:52:47
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sha1:27b5bfb33755f8dda718c099bf19fec7d796bcd1
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