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 あー・・・。めんど。
 のっけからダウナーな調子で申し訳ないのです。
 とにかくですね。SalfordのFTN77というフリーのFortranコンパイラをインストールしまして、Cetaからコンパイルできるようにしちゃおう、という企画です。
 んで、ですね。肝心のSalfordFTN77コンパイラはどこにあるかといいますと。 http://www.salford.co.uk/compilers/ftn77pe/index.shtml
 にPersonalの、只版がおいてあります。んで、こっから適当にダウンロードして、ftn77pe.exeとかいうのがセットアッププログラムなので実行して、ftn77をインストールします。
 ここではデフォルトのインストール先を変更して、C:\Origin\salfordディレクトリ以下にインストールしたものとします。
 んで。この段階でautoexec.batなどの環境変数設定部分にC:\ORIGIN\SALFORDが追加されております。実は基本的にこれさえできていればオッケーのはず。
 ・・・ああ、めんどくさい!!とっとと種明かししましょう!!

実は、CetaからはSalford Fortran 77のコンパイラとリンカ(ftn77.exeとslink.exe)を正常に呼び出せません。

 これはいろいろ実験して確かめたのですが、ftn77.exeのフルパス指定、ソースコードファイル名の指定、共にショートファイル名(つまりDOS8.3形式)でないと認識しない理由によるものです。さらに、Cetaの仕様である、実行ファイルやソースコードファイル名を""で囲む機能も認識されません。
 つまり、Cetaからはftn77.exeを正しく呼び出せないんです。


 ・・・で。仕方ないので補助プログラムを作ることにしました。
 Cetaからは直接呼び出せないわけです。ということは、Ceta→補助プログラム→ftn77.exeという順番で動作する用にするわけです。Cetaからは補助プログラムを呼び出し、環境変数やソースコードファイル名を渡します。補助プログラム側でそれらを適切に補正したり、調整して、ftn77.exeを正常に動くよう呼び出すわけです。

というわけで作っちゃいました。「mc_sftn77」(内部Ver0.11)。

 開発日誌はこちらから。
 ダウンロードはこちらから。
 Salford FTN77のインストールやmc_sftn77のインストール、使い方はこちらから。


 以上。上記ドキュメントが全てです。
 手抜きでごめん・・・って、正直な話mc_sftn77本体の制作だの、開発日誌だの、readme.txtだのの方で疲れ切ってるし、内容的にも開発日誌とreadme.txtがあれば十分と思われるのでもうここにはとやかく書きません。
 でわ。投げやりに思えるかもしれませんが、とにかくインストールしてみて使ってみてください。
 ぐっどらっく。

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