なんかどこもかしこも「頑張ろう」「頑張れ」ばっかりだけど、もう戦後50年どころか明治からずーっと日本って頑張ってきたんだから、もういい加減頑張らなくていいと思うんだけど。 30年の人生で、「頑張って」上手く行ったことなんて無かったけどなぁ。 高校受験の時「頑張って」挑んだら、推薦入学の筆記試験で問題冊子丸々2ページ読み忘れてて落ちたので、普通の試験になっちゃったし。 高校の勉強では、「頑張って」真面目に理数系を学ぼうとしたらついて行けなくなって、諦めて自分のペースで授業中内職して教科書の問題を丸暗記し始めたらなんとか持ち直してきたし。 社会人になってからは、「頑張って」あっちこっちソフトウェアの勉強に精を出していたら周りと軋轢を産んで、でもそれは結局自縄自縛で自爆してただけで、結局転職先を3ヶ月で辞めてしまって、暫くニートしてだらだらしてたらなぜかセキュリティ業界に入れてしまったし。 自分の場合、最終的に満足な結果に結びついた行動というのは須らく、「あ~、こんな内職というか、ダメ人間みたいなことしてて良いのかな・・・」と、世間体を気にするような行いばかり。それでも、それが「息をするように自然に思えて」ならなくて、むしろそうしないと、息が出来なくなって死んでしまいそうなほどの切迫感に押されてそうした行動に出ざるを得なかったというか。 いやまぁ実際ですね。高校2年の数学の授業中、最前列で、二年生の数学の教科書と、一年生の数学の教科書を両方開いて、二年生の数学の授業のノートをとりつつ、いそいそと一年生の数学の問題を解いて答え合わせしてたりするのって、すっげー罪悪感あったわwww でもそれが無ければ、数学死んでたことは確かだし、結果的に「教科書レベルの問題に完全に解答できるようになる」という大学受験の鉄則に従ったことになるので結果オーライ。 ''頑張らなくって良いんだって。「もっと頑張れ!」なんて外野の声は綺麗すっぱり無視して、自分にとって一番「息をするように自然な」ペースで行こうよ。'' 頑なに張ってたって、いつか疲れが来てしまうんだし。 人生は、スポーツじゃないし、戦争でも無いんだから。もう戦争は、終わったんだから。 あ、ただし、「怠ける」のはさすがに無しで。でも「不本意な」働きすぎはやめようね、とか、他人が言う「頑張れ」を真に受けて焦る必要は無いよね、とか、そんな話。