ソフトウェア開発とか、組み込み機器の品質保証の試験担当とかで、ある作業単位を一人で担当させるのはトラブルの元、とゆー話。 昨日、旧知の友人とお酒を飲んでいて出てきた話。その友人は数年前、とある通信インフラのシステム試験を担当していたらしい。 万におよぶ試験項目を作り上げ、試験していくわけだが、なんかいきなりそれを「ぼっち担当」でやらされたらしい。 「通信インフラの基盤システムの試験を、一人に任せるなんてありえないっしょ」と友人はボヤいていた。実際、上司に「自分は人間っすよ、間違える可能性もあるっすよ。一人は危ないっす」と増援を要請したが、叶わなかったらしい。 ソフトウェア開発やってた時も感じたが、いかんせんコンピュータシステムでは「抜けがない、漏れがない」点が重要視される。 が、それを開発している人間は、人間である以上ミスをする可能性をゼロには出来ない。 ということで、やっぱり「ぼっち担当」は危ないなーというのを友人の話を聞いていて痛感した。 なんというか、「ぼっち担当」って「エラー処理してないソースコード」並に危険だなーと。あらゆるエラー状態が頭に入っていて、それを発生させないようあらゆる努力を惜しまなければ、まぁ「たまたま」正常動作しますよ、と。 ところが、人によってはそこまで手が届かず、不幸にしてエラーが発生してしまったりすると、あっという間にプログラムが異常終了してしまいますよ、と。 ああ、「ぼっち担当」でトラブルが発生する状況と似てるなぁ・・・。