漫画読んで育ってきた人間の一人として、「まぁ当然っちゃー当然か」と思ったりします。 いや~、だってさ、実際青年向けコミックとか、かなり本番描写とかある訳で。「成人向けエロ描写有り」で分けといたほうが良くない?とか思ったり。 あと、女性向けコミックでもそれなりにエロ描写が主体の雑誌もあるので、ここはひとつ、 「エロオンリー成人専用」 「エロも有るヤング誌成人用」 「年齢制限無し」 って区分けして、買うときに煙草と同様、年齢確認を徹底するとか。・・・とゆーのを出版社側から、「確かに自重してませんでした、スンマセン、ただ、代案としてこんなのはどうでしょう・・・」と交渉材料として提案するとかは無かったのかな。 で、裸体を描写するときにエロを意図していないのであれば、堂々と「こんなぬるい描写で性犯罪を助長する訳ねーだろ、つーかこのシーンで性的興奮を覚えるのであればそもそも日本語や物語の読解能力に疑問符があるんじゃね?」と腰をすえて描く、とゆーのは無いのかな。 本当に「現状の表現に全くやましいところが無い」のであれば、そもそも東京アニフェスをボイコットしない、とゆー発想は無しかな?「ボイコットする」→「エロ描写ゾーニングの条例に反対」とゆーことは、裏をかえせば「自分たちは性的犯罪を助長するエロ描写を売っている自覚があるので、ゾーニングなど規制系の条例に反対」していると思われてもおかしく無い訳で、「ほら、反対してるってことはやっぱり疚しいところがあるんじゃない?」と勘ぐられても文句言えない。 条例の出元はPTAとか親なんだろうけど、そちらは性犯罪とか性教育について不安感を抱いてる。 で、反対する側は表現の自由について不安感を抱いてる。 噛み合ってない。 表現の自由に関連して反対するのではなく、賛成派の持つ、性犯罪や性教育に漫画の与える影響、その不安感を払拭した方が良かったのかも。 ・・・とかゆーのを今更になって、 - もう、おかしくって仕方がないw 規制は反対を表明するバカの手によって規制が可決される前から既に始まっていたのだw - 消毒しましょ! -- http://d.hatena.ne.jp/AntiSeptic/20101215/p1 を読んでて思った。 雑誌名の頭に「ヤング」ってついてるのは全部成人向けというかR18にゾーニングしちゃっても、結果的に誰も文句言わないと思うんだ。そもそもターゲットとしてる読者層が18歳以降だから「ヤング」って冠してるんじゃないの?チャンピオンレッドとかもそう。もうちょっと自重が必要だった、という反省も全く無しに、表現の自由一点で反対してもねぇ・・・。 と、漫画好きの自分でさえ、後から見ると、ずいぶんと冷めた目線になってしまった。