#navi_header|技術| VMwareでLinuxゲストを使っていると、ゲスト上の時刻がどんどんずれていってしまう場合がある。しかもLinuxのDistributionによってそういった現象が発生したり、しなかったりする。NTPを起動しても、ずれが直らない。 そうした場合の対処法が、VMwareのKBとして公開されている。ディストリビューションおよび各ディストリビューションのバージョン毎に分けた一覧表となっており、基本的にはkernelパラメータにclock関連のオプションを追加するようになっている。 - VMware KB: Timekeeping best practices for Linux guests -- http://kb.vmware.com/kb/1006427 自分が時刻ずれに悩まされたのはCentOS5.3をゲストOSとして使った場合だったが、こちらも上記KB通りに "divider=10 clocksource=acpi_pm" をgrub.confでkernelパラメータに指定したところ、時刻ずれが直り、NTPの同期も動くようになった。 他のゲストOS(WindowsやSolarisなど)や、ホストとの時刻同期、仮想マシンならではの「時間」の取り扱いなどより深い調査が必要な場合は以下のVMware KBを参照。 - VMware KB: Troubleshooting timekeeping issues in Linux guest operating systems -- http://kb.vmware.com/kb/1011771 - VMware KB: Time in a virtual machine advances slowly on a Linux host when using a desktop product -- http://kb.vmware.com/kb/1011628 - Timekeeping in a VMware Virtual Machine -- http://www.vmware.com/pdf/vmware_timekeeping.pdf #navi_footer|技術|