#navi_header|技術| * Bochsのインストール Bochsを本家からDLし、インストール。今回はBochs-2.3.7を使った。以前アセンブラの勉強した時にインストールしたのが残ってた。 加えて、以下のURLから修正されたWin32バイナリを取得し、bochs.exeを上書きする。 - がじぇっとぼっくす -- http://ebisa.hp.infoseek.co.jp/bochs/index.shtml 本家のままだと、FreeDOSでスラッシュ/バックスラッシュが入力出来ない。修正後のbochs.exeを使えば、入力出来るようになった。 * FreeDOSのインストール まず本家からインストール用のISOイメージをDLする。タイミングの問題か、回線がやたら細くて2回ほどDLに失敗した。 8MB位の基本セットをDLしてもよいが、今回はソース付フルセット(240MB)をDLした。 Bochs同梱のbximageを使ってHDDイメージを用意する。 フルセットの場合、フリーの開発環境などかなりてんこ盛りでくっついてくる為、100MBでは容量が不足した。余裕を見て1GBの固定サイズHDDイメージを準備した。 Bochsの設定ファイルを調整し、ATA接続のHDD, FreeDOSのISOファイルを使えるようにして起動。 あとはFreeDOSのインストーラが面倒を見てくれるので、Win95時代とかのノリで適当にFDISKなど進めていけば良い。 ata0-master: type=disk, path="hd_flat1g.img", mode=flat, cylinders=2080, heads=16, spt=63 ata0-slave: type=cdrom, path="freedosimg/fdfullws.iso", status=inserted インストール途中で言語を聞かれる。最初の選択肢にはJPは入っていないが、詳細選択できちんと用意されている。japanを選択すれば、ホスト側の日本語JP106キーボードが使えるようになる。 * 日本語フォントの設定 以下のページより、FreeDOS/V 珠洲版 を入手する。 - FreeDOS/Vページ -- http://homepage1.nifty.com/bible/fdos/ FreeDOS/Vの起動ディスクから、fontnx.exe、vesapat.exe、dispvb.exe、fntファイル、fontn.iniをハードディスクにコピーする。 fdconfig.sysに以下の行を追加する。"\dos\"の部分は各自のコピー先にあわせる。 devicehigh=\dos\fontnx.exe devicehigh=\dos\vesapat.exe /JP devicehigh=\dos\dispvb.exe /hs これで再起動すれば日本語フォントが有効になる。 ただし、自分の環境では日本語フォント有効の状態だとFreeDOSが提供するviなどコンソール制御をしている(?)プログラムが正常に表示されなくなった。BochsかFreeDOSか、どのコンポーネントの影響なのかは不明。 fdconfig.sysには起動時メニューを選択出来る設定があるので、当座はこれを使って起動時に切り替えられるようにした。 fdconfig.sys: MENUDEFAULT=2,5 MENU 1 - Load FreeDOS with EMM386, no EMS (most UMBs), max RAM free MENU 2 - Load FreeDOS with EMM386+EMS and SHARE MENU 3 - Load FreeDOS including HIMEM XMS-memory driver MENU 4 - Load FreeDOS without drivers MENU 5 - Load FreeDOS with EMM386+EMS and SHARE, JP FONT pack << これを追記。 ... DOS=HIGH,UMB 1235?DEVICE=C:\FDOS\BIN\HIMEM.EXE 1?DEVICE=C:\FDOS\BIN\EMM386.EXE NOEMS X=TEST 25?DEVICE=C:\FDOS\BIN\EMM386.EXE X=TEST 1235?DEVICEHIGH=C:\FDOS\bin\xcdrom.sys /d:FDCD0001 1235?DEVICEHIGH=C:\FDOS\bin\cdrcache.sys FDCD0001 CDRCACH0 1000 1235?DEVICEHIGH=C:\FDOS\BIN\MORESYS.SYS SHELLHIGH=C:\FDOS\bin\command.com C:\FDOS\bin /E:1024 /P=C:\autoexec.bat 1235?INSTALLHIGH=C:\FDOS\bin\lbacache.com 1000 TUNS 5?DEVICEHIGH=C:\DOSV_JP\FONTNX.EXE 5?DEVICEHIGH=C:\DOSV_JP\VESAPAT.EXE /JP 5?DEVICEHIGH=C:\DOSV_JP\DISPVB.EXE /hs "123"や"2", "3"の部分に5を付け足し、5を選択された場合もEMM386が使えるよう調整している。 DJGPPなどを軽く弄る程度であれば通常は日本語フォントOFFで問題ない。TurboC++ 4.0Jもデフォルトは英語メニューで、日本語フォントOFFでもIDEは問題なく動作する。(ヘルプドキュメントは日本語なので当然文字化けする) * 参考 【本家】 - FreeDOS | The FreeDOS Project -- http://www.freedos.org/ - FreeDOS Wiki -- http://sourceforge.net/apps/mediawiki/freedos/index.php?title=Main_Page - bochs: The Open Source IA-32 Emulation Project (Home Page) -- http://bochs.sourceforge.net/ 【Bochs独自ビルド】 - がじぇっとぼっくす -- http://ebisa.hp.infoseek.co.jp/bochs/index.shtml 【FreeDOS日本語対応情報】 - DOSのインストール(FreeDOS編) — KtJ Dragon -- http://www.ktjdragon.com/ktj/misc/how-to-set-up-dos/dos306e30a430f330b930c830fc30eb-freedos7de8 - FreeDOS/Vページ(珠洲版) -- http://homepage1.nifty.com/bible/fdos/ 【FDやHDDイメージをWindows上で操作出来る WinImage(シェアウェア)】 - Gilles Vollant software -- http://www.winimage.com/ #navi_footer|技術|