前の前の会社、つまり最初に入って5年くらい勤めた会社で世話になった年配の技術者(今は管理職)は、大学時代にFORTRANで、パンチカードに穴を開けて物理実験のデータ整理などをしていたらしい。会社に入ってからは、主に電力発電の制御などをメインとして数社渡り歩いている。 仕事で「SQL組むのがめんどくて~」とか雑談してると、「なんでSQLを使うのか未だによく分からない・・・ファイルI/O直接叩けばよかね?」とか返してきたりする。もちろんSQLの良さも御存知で、DBを使う時にRDB以外を選択する方が珍しくなった最近のSI現場もよく知っている。管理職だし。ただ、どうも感覚的・・・というか、「なんでそこまでしてSQLに拘るのか?」という部分があるのかもしれない。 面白いのが、以前やっぱり雑談していた時に、「(自分)最近はORMとかで、SQL書かなくてもメソッドつなげるだけでOKな仕組みも出てきてるようですが・・・なんでわざわざORMを使うのか未だによく分からないんですよね・・・SQL書けばそれでいーじゃん、みたいな」と愚痴ったら、「それそれ。いつも『ファイルI/O直接叩けばいいじゃん』っていってるのは、その感覚だよ」と突っ込まれたww。 で、先日もその方の飲み会に御邪魔させてもらったのだけれど、「(自分)マシン語が分かっただけじゃ駄目ですね・・・OSとマシン語の境界、OSの仕組みを理解しないと、わけわからないっす」と愚痴ったら、「昔はそうだったんだよ、マシン語理解して、次にOSの機能をマシン語レベルで理解して・・・でないと外部IOとやりとりできないし、スーパーバイザ相当の機能もあったりして、使いこなせなかったもの」と突っ込まれたしww。 やはりマシン語の世界を知っている人は・・・強い、というよりは、面白いなぁwww。ちょうど今、そういう人の体験を逆向きに辿ってる訳だwww。