あんまり、状態遷移の概念を使ったフレームワークって流行らないな・・・。 Piece Project も落ち着いてしまった感じがするし、普段のPHP勉強会で話題になるのは状態を持たないstatelessなフレームワークばかりだ。 多分状態遷移の概念自体が、理解するのが大変・・・というか「ステート」とか「ビュー」とか「イベント」とか、キーワードが一気に出てくるし、裏側の動きがうまくイメージ出来ないのも流行らない原因かな?敷居が高いのかも。 でも業務アプリで入力フローが複雑な場合は、これが無いとやってらんないと思うんだけどね・・・2画面以上に渡るウィザードであったり、一つの作業を完結させるのに複数画面を行き来する必要があって、その流れの中での「一時的な作業途中の状態」に基づいて色々処理しないといけないときとか。こういう場合は、個人的には状態遷移の概念が無いととてもじゃないけどやってられないと思う。途中の画面のURLを無理矢理叩かれた場合の対処という面も確かにあるのだけれど、それ以上に手動で画面の流れを制御する必要が無くなるし、「一時的な作業途中の状態」の永続化も裏側でやってくれるようになるので、手間が省ける。 ・・・とぐだぐだと愚痴を書き連ねてしまうのも、いい加減頭が固くなりつつあり、PHPのフレームワークの流行廃りについていけなくなりつつある証拠なのかもしれない。