2004年頃に買って、本棚の肥やしになっていた「デーモン君のソース探検」、遂に完読・・・! 長かった。 本を目で追うだけではなくて、実際に手を動かして自分でソースを見ながら進めていったのでえらい時間がかかってしまった。 書籍としては最後の16, malloc(3)で終わりなのだけれど、個人的に幾つかソースを確認しておきたいコマンドがありますので、もうちょっとNetBSD1.6とお付き合いしてみます。 touch(1), tty周り, sudo(1), tee(1), ttyname(3) が気になりますので追ってみたいです。 それにしても、探検中に何度 APUE: Advanced Programming in the UNIX Environment を参照したことか・・・。いやー、マジでAPUEはUNIXシステムプログラミングでの最終兵器、というか最後の頼みの綱ですね。 読んでてつくづく、「UNIXすげーわ」と思い知らされました。1970年代から、ほんっっとうに沢山の人が足りないパーツを埋めてったんだな・・・と。LinuxもUNIXも、膨大な人数と時間を費やして今の姿になったということがしみじみと感じられました。