ようやく、FD2枚でのLinuxKernel + Ext2rootファイルシステム(with BusyBox)がBochs上で動いた! Embedded UNIX vol.6 での、SYSLINUXによるLinuxブート、ようやく起動した。2枚目用のルートファイルシステムについては、vol.2の記事に挑戦した時のrootfs.imgがあったのでもう一度試してみたところ、(root)/linuxrcというのを試しにmvしてみたらちゃんと(root)/sbin/init が起動した。 kernel-2.6になって、コンパイル時の画面も随分見やすくなった気がする・・・。あと、 make fdimage するには mtools と syslinux がホストマシンに入っている必要があるので注意。 ホストマシンにフロッピーが装着されていない場合でも、"arch/i386/boot/mtools.conf"というファイルに # 1.44 MB floppy disk image drive v: file="arch/i386/boot/fdimage" cylinders=80 heads=2 sectors=18 filter という設定が生成されて、これを元にして MTOOLSRC=arch/i386/boot/mtools.conf mcopy arch/i386/boot/bzImage v:linux としてくれるので、ちゃんと fdimage というファイルをFATディスクとみなして操作してくれるので安心。 最終的にfdimageをどこかフロッピーディスクが装着されているマシン上で書き込んでも良いし、VMwareやBochs上で動かしたいだけであればそのまま使えばOK。 よし、とりあえず西田亙の追っかけ終了。