あるソフトハウスの部長の方なのですが、営業的なこともするしマネージャ的な事もするし、部長として部門の数字に責任を負ったりして、非常にいろんな仕事をこなしてらっしゃる。 「お客に『マネージャの方ですか?』と訊かれてもそうとも言えないし、今の仕事をどう呼べばいいのか分からない」とかこぼされていたので。 半ば思いつきで、「じゃあ『プロジェクトコーディネータ』というのはどうですか?」と。 面白いとはいってもらったのですが、まぁ名刺にはさすがに載せてないようで。 その方、営業的な事と言いましてもお客様からITプロジェクトの話を聞いて、「弊社であればこういう人員をそろえてこういう布陣でその仕事、お受けできます」というふうに、「会社として体制を整えて」お仕事を受けるのが多いのです。自分達の会社で足りない人員については横つながりでお知り合いの会社に声をかける。となると会社間の人間の調整もする。 なんというか、「営業」という括りとは違う。部長としての仕事も兼務してて、特定のプロジェクトに専任されているわけでもないので「マネージャ」という呼び方もしっくりこない。何かプロジェクトで緊急事態が発生したら現場に出向いてヒアリングしてお客と相談したりもする。 というわけで「コーディネータ」、物事を調整する人、という呼び方が(個人的には)一番自然でしっくりくるのでどうかなぁとおもうわけです。((思いついた背景としては、「日本沈没第二部」で山崎という登場人物が自己紹介の時に「コーディネータです。」と言っていたのがあります。))