#navi_header|技術| CentOS6 (正確には6.3)をVirtualBoxにインストールして、Guest Additionsを導入+多少の環境構築するまでのメモ。 環境: VirtualBoxホスト : Win7SP1 64bit VirtualBox 4.3.6 インストールISOイメージ : CentOS-6.3-x86_64-bin-DVD1.iso * rpmforge リポジトリを追加して、DKMS (Dynamic Kernel Module Support)をインストール まず yum-plugin-priorities パッケージを入れて、リポジトリの優先度を設定してrpmforgeが優先されないよう調整する。 # yum -y install yum-plugin-priorities → # vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo "[base]", "[updates]", "[extras]" のCentOS本家リポジトリに priority=1 を追記 rpmforgeを追加する。 - http://wiki.centos.org/AdditionalResources/Repositories/RPMForge -- こちらを参考に、適切なCentOSバージョンとCPUアーキテクチャの組み合わせのRPMをインストールする。 -- 今回はCentOS6 + x86_64 なので、"rpm -ivh http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm" rpmforgeを追加できたら、DKMSと開発者ツールをインストールする。 yum --enablerepo rpmforge install dkms yum yum groupinstall "Development Tools" yum install kernel-devel kernel-headers 開発者ツールとkernelの開発用パッケージは、Guest Additions インストール時のkernel moduleのビルドで必要となる。 参考: - http://wiki.centos.org/PackageManagement/Yum/Priorities - RPMforgeリポジトリ導入(RPMforge) - CentOSで自宅サーバー構築 -- http://centossrv.com/rpmforge.shtml * インストール~VirtualBoxのGuest Additionsのインストール - インストールタイプはGUIを使いたかったので "Minimal Desktop" を選択。 - インストール後、ひとまず "System" -> "Administrations" -> "Software Update" でパッケージを更新。沢山アップデートかかってて、多分依存性解決とかでCPUをたくさん使って、20分位フリーズしたかのように無反応になるけどちゃんとアップデート出来ました。 - システムを再起動。 - Guest Additionsのインストール時にkernelモジュールのコンパイルが必要なので、上記のようにDKMSや開発用パッケージをインストールする。 -- もし入れ忘れて Guest Additions のインストールを開始してしまっても、インストールスクリプトがちゃんとwarningしてくれて、ログも出力してくれますので、丁寧に追っかけて必要パッケージを入れなおして、リトライすれば大丈夫です。 - その後、VirtualBox側のメニューからGuest Additionsをインストール。 -- CentOSとVirtualBoxのバージョンの組み合わせによっては、Guest Additionsのインストールスクリプトやソース、OS環境に調整が必要なケースがありますので、以下のWikiを参考に適宜調整。 -- http://wiki.centos.org/HowTos/Virtualization/VirtualBox/CentOSguest 他、参考 -- http://mpweb.mobi/windows/guestadditions-centos.php -- http://vboxmania.net/content/guest-additions%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB * その他 - CentOS6のデフォルトのリポジトリには"lv"コマンドが無くて驚愕した。 -- rpmforgeリポジトリでは提供されているので、先にrpmforgeリポジトリを追加すれば、"yum install lv" でインストール出来る。 参考: - CentOS6でlvインストール パソコン鳥のブログ/ウェブリブログ -- http://vogel.at.webry.info/201306/article_15.html - CentOS6でlvインストール(RPMパッケージ版) パソコン鳥のブログ/ウェブリブログ -- http://vogel.at.webry.info/201308/article_12.html - git入れようとして "yum install git-all" したが emacsとかsubverison関連も一緒くたに入れようとしたのでキャンセル。 -- 質素に "yum install git tig" で済ませた。 - 多分ホストPCのハードウェアに関連してると思うが、CAPS LOCKの有効・無効タイミングがずれる。ホストでCAPS LOCK ON/OFFしても、すぐにはGuest側に反映されなかった。一瞬遅れて反映される。 -- しかも、Guest側に反映されないそのコンマ何秒かの間にGuest側でキー入力を行うと、Guest側で反映がスルーされて、ホスト側ではCAPS LOCK ON(or OFF)になったのに、Guest側ではOFF(or ON)のまま、という状態になる。 -- そうなると、なんどかCAPS LOCK ON/OFFとキー入力を繰り返し、もう一度、わざとズラさないと、同期されない・・・。謎。 #navi_footer|技術|